インド発祥とされるヨガですが、基本動作から派生したヨガは多く存在していて、今では新しいジャンルにRPYT85のマタニティヨガも人気が出始めています。
特徴は普通のヨガは健康を意識しながら身体の多くの部位を動かして、沢山の汗を流すことが多いのですが、それとは少し異なり、産前から産後までの女性をメインにしているので、動作は緩やかで負担はあまりなく、無理な運動内容ではないことが前提です。更にメンタル面のサポートを行えることも特徴的です。産前や産後では身体だけではなく精神面も安定しないことも目立つので、両方をケアできるという魅力があります。ヨガ講師として仕事をすることにも向いていて、少子化と言われているのですが、年間に生まれる赤ちゃんは100万人程度存在していることや、美と健康を意識する人口も増えていることからマタニティのヨガ講師という仕事は人の役に立つというメリットがあります。良き指導者になることで、幸福感を得られる人が増えていくということも。社会貢献という意味合いでもメリットに感じられます。
全米ヨガアライアンスはその名の通りアメリカで設立されたヨガ講師の登録を行っている団体です。ヨガ講師の指導力や知識は一人ひとり異なります。そのような中で、質の高いヨガの講師を養成するためのカリキュラムに対して一定の基準を定める事によって質の高い指導を行う事が出来るようにするということが目的となっています。
RPYT85はマタニティヨガに関する知識や技術を得ているということを証明するためのもので、取得するメリットとしてはヨガの指導を受ける人に対して安心感を与える事が出来ることや自身の知識などを高める事が出来るということです。なお、RPYT85は単体で受講をすることは出来ますが、認定を得るためには、RYT200をすでに修了しているもしくは修了予定である人が対象となりますので、注意が必要でしょう。産前・産後という体の変化が著しい時期に行われるヨガは近年、急速に需要が増えてきています。安心して指導を受ける事が出来る講師として選択されるということもメリットと言えるのかもしれません。